日本神経学会 residentホームページ

治す脳神経内科! 信州大学脳神経内科へようこそ

信州大学脳神経内科


医局集合写真

信州大学内科学第三教室(脳神経内科、リウマチ・膠原病内科)は、1973年に設立された大変歴史のある教室で、2023年に開局50周年を迎えました。2018年から第4代教授として関島良樹教授が就任し、一丸となって診療、研究、教育に取り組んでいます。女性や他大学出身のドクターも多く、明るく開かれた雰囲気の医局です。

私たちの医局は、脳神経内科とリウマチ膠原病がタッグを組んでいるのが特徴です。脳神経内科とリウマチ・膠原病内科は独立したグループで診療・研究を行っていますが、毎週合同のカンファレンスを開いており、密接に連携しています。脳神経内科もリウマチ・膠原病内科も、痛み、しびれ、脱力、こわばりなどを主訴に患者さんが受診することが多く、免疫療法など治療の共通点も多いので、大きな相乗効果が生まれています。また、両診療科とも全身の診察が大変重要なので、総合的な全身の診断能力が養われます(両方の専門医を持つスーパードクターもいます!)。

私たちは治す脳神経内科を実践しています。脳卒中治療や神経免疫疾患に対する免疫治療はもちろんのこと、核酸医薬を用いた神経難病の治療やロボットスーツを用いたニューロリハビリテーションにも積極的に取り組んでいます。また、神経難病に対する新しい治療法も開発しています。例えば、遺伝性ATTRアミロイドーシス(家族性アミロイドポリニューロパチー)や成人型シトルリン血症などの疾患では、当科の研究を基にした新規治療が実用化されています!

皆さんも、美しい自然と歴史と音楽の街 「松本」 で、一緒に脳神経内科を学びませんか?
毎週火曜日に医局見学会を行っていますので、是非一度見学に来てください!おいしい松本の料理でおもてなしします。

教室の3つのスローガン
1.One for all, All for one!
同じ志を持った仲間が集まって、共通の目標に向かって力を合わせて努力します。また、個々のドクターの自主性を尊重し、留学などの自己研鑽の希望や、出産・育児などのライフイベントによる仕事の調整など、個人の仕事や人生の目標を医局全体でサポートし助け合います。

2.患者さんからサイエンスへ、サイエンスから患者さんへ!
診療した患者さんとの関わりが、臨床医の研究のモチベーション・原動力になります。また、日々診療している患者さんの中に、非常に重要な発見や研究のヒントが隠れています。

3.信州から世界へ、世界から信州へ!
「信州から世界へ」には二つの思いがあります。一つは、高いレベルの臨床・研究成果を教室から世界に発信すること、もう一つは積極的に海外留学することです。国内外で得た新たな知識や技術を信州に持ち帰り、独自の研究へと発展させ、患者さんや社会にとって有益な成果を世界に向けて発信していきます。