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世界に通じるプロフェッショナルリーダーになろう国立循環器病研究センター

国立循環器病研究センター

◎脳卒中制圧のために
 国立循環器病研究センター脳内科(脳血管内科・脳神経内科)は、大阪府の北摂地域に所在する国立高度専門医療研究センターです。1977年に開設され、1978年から日本で初めて脳卒中ケアユニット(SCU)の稼働を開始しました。
 脳卒中制圧のために、脳卒中の診断法や治療法の確立に尽力し、急性期中核病院および全国のセンターオブセンターとして国内外の脳卒中診療を牽引、最高水準の診断と治療を提供しています。
 脳卒中診療は、脳神経内科、脳卒中医学、脳神経外科、循環器内科や救急医学をなどの多くの分野の医学的知識と経験を必要としますが、これらの多領域の医療を集約させて脳卒中に対する内科治療を日々実践し続けています。

◎豊富な診療実績
 静注血栓溶解療法・経皮的血栓回収療法ともにコロナ禍で一時的に落ち込んだものの、2022年度以降は以前以上の症例数に増加しています (表1)。当院では、最新のエビデンスと画像診断技術に基づき、より多くの患者さんへの再開通療法を積極的に行っています。この他、頚動脈超音波検査は年間1407件、経食道心臓超音波検査は273件と豊富な診療実績があります。


表1. 静注血栓溶解療法・経皮的血栓回収療法の実施件数
(左縦軸:年間件数、右横軸:累積件数、横軸:年)

◎レジデントの研修制度
 現在に至るまで、ほぼ半世紀の間に約200人の専攻医・レジデントが、全国から集まり幅広い経験を積んできました。研修修了後は、全国の主要な病院や大学病院で、診療や研究に貢献しており、全国津々浦々、当院OBの医師と接する機会があるでしょう。同年代の仲間はもちろん、国循を通じて知り合える人のつながりはかけがえのない財産になることを約束します。また、研修終了後に海外に留学する先生も多く、米国、欧州、豪州、アジアを始め世界中の研究所とのつながりがあります。

◎幅広い臨床経験を誇るプロフェッショナルリーダーの育成
 当科で研修する全ての専攻医・レジデントが自身のキャリアの基盤を築き、将来の医療界において専門性とリーダーシップを発揮出来る「人財」としての育成が使命です。そのため、経験豊富な脳神経内科や脳卒中、脳血管内治療の指導医が、レジデントの成長を個別にサポートします。チーム制を取り入れており、1症例につき必ず指導医との2人以上の体制で診療にあたります。
 脳卒中に限らず、てんかん、認知症、神経救急、神経難病など様々な神経疾患に携わり、脳神経内科医としての専門知識と臨床スキルを磨くことができます。日本でも有数の脳神経内科専門医・指導医数を誇り、日本神経学会・日本脳卒中学会・日本老年医学会・日本認知症学会・日本脳神経血管内治療学会・日本超音波学会の研修認定施設として指定されています。
 また、てんかんや頭痛に関しても教育施設と連携をとる、セミナーを受講するなどして専門医を目指すことができます。

◎Physician scientistを目指して
 多くの優れた指導医の下、臨床研究を行い、国内外の学会、論文発表を行うことができます。慶応義塾大学大学院と連携しており、学位の取得も可能です。これまでにも多くの専攻医、レジデントが優れた業績を残しており、数々の場面で評価されています。

レジデントの出身大学は医局に関係なく様々です。

世界に通用する研究に携わるので、国際学会にも参加出来ます。

Stroke2024での国循ブースは大盛況でした。

国循脳内科はいつでも皆様の見学をお待ちしております。
是非、お気軽にお問い合わせください。

国循脳内科ホームページ:
https://www.ncvc.go.jp/hospital/section/scd/cerebrovascular/

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