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筑波大学脳神経内科:豊富な症例で深める臨床力と専門知識

筑波大学脳神経内科

筑波大学脳神経内科は、2023年1月に第5代目の斉木臣二教授が就任し、臨床と研究の両面で優れた医師の育成に力を入れています。つくばエクスプレスで秋葉原まで45分と、落ち着いた環境で生活しながら、都心に容易にアクセスできます。

実臨床経験を積み、脳神経内科の専門性を深める
筑波大学附属病院では、茨城県全域や周辺地域から集まる豊富な脳神経内科疾患の症例を経験できます。2024年には、重症筋無力症44症例、パーキンソン病およびパーキンソン症候群40症例、筋萎縮性側索硬化症33症例、多発性硬化症 15症例、およびその他の希少疾患を含む多数の患者さんが当科に入院されました。病歴聴取や神経診察、画像読影から脳波判読、神経生理学的検査、筋・神経生検、さらに外勤での専門外来診療まで、脳神経内科に必要な技術をもれなく学べます。
特に、神経難病の症例が豊富である点は、全国的に見ても珍しい特徴です。このため、当科を卒業したレジデントは全員が日本神経学会神経内科専門医に合格しています。また、関連病院(例:日立総合病院、ひたちなか総合病院、水戸協同病院、龍ケ崎済生会病院)での1年以上の研修を通じ、総合内科、救急、脳神経内科の一般的な疾患についても深い経験を積むことができます。さらに、附属病院の脳卒中科での研修により、最前線の脳卒中診療を学べます。神経内科専門医と脳神経血管内治療専門医を両立して取得した先輩もいます。

充実した研究環境とキャリア支援
研究活動(臨床前向き研究、および細胞生物学・生化学)にも力を入れており、インパクトファクターの高い学術誌に多数の論文を発表しています。さらに、育児や介護、出産、病気といったライフイベントによるキャリア中断を防ぐ支援体制が整っています。つくば市は緑豊かで教育水準も高く、子育て世帯にも理想的な環境です。

筑波大学附属病院脳神経内科は、いつでも見学を歓迎しています。興味のある方はぜひお越しください。