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~山形だからできる脳神経内科~ 山形大学第三内科神経学分野(脳神経内科)

山形大学第三内科神経学分野

 山形大学脳神経内科は、教室は第三内科神経学分野に該当し、血液内科と糖尿病・代謝内分泌内科の3診療科で第三内科を形成しています。3診療科は独立して診療・教育・研究を担当していますが、医局行事は3診療科合同での大所帯で行い、普段の診療でもすぐにお互い相談できます。太田康之先生が2020年に神経学分野教授に着任しています。

 山形県内唯一の大学の脳神経内科ですが、大学特有の神経変性疾患や重症の神経感染症・免疫疾患だけではなく、認知症・脳血管障害・てんかん・末梢神経疾患・筋疾患など、あらゆる神経疾患を網羅的に診療しているので、幅広い経験を積むことができます。さらに、大学および県内病院の認知症や電気生理、てんかん、血管内治療のエキスパートから、より専門的な診療や手技を学ぶことができます。県内の関連病院との連携は密であり、普段の診療だけではなく、医局行事や研究会で密に連携して、山形全体で医学生から若手医師まで、見守り教育しています。働き方改革に対応して、病院では勤務管理はビーコンを用いて行っており、勤務時間と休息・プライベート時間の配慮をして、お互いカバーしてチーム制で勤務しています。

 研究では、1979年から第三内科で山形県内のコホート研究が行われており、脳神経内科から今まで様々な山形県地域住民を対象とした研究成果を発表してきました。現在も山形県地域住民や神経疾患患者を対象とした臨床研究や神経変性疾患の基礎研究を行っており、多施設共同研究で新しい解析手法を用いた研究を展開しています。

 山形県は、蔵王や出羽三山など山が豊富で登山とスキー・スノボーを楽しめるほか、全市町村に温泉があり、米沢牛やさくらんぼ、ラ・フランスなど美味しい食べものや、十四代など美味しい日本酒やワインが豊富です。いつでも山形に見学に来てください。お待ちしています。

教室HP:http://www.int-med-3.jp/