兵庫医大脳神経内科にようこそ
阪神間で一緒に学びましょう。医局員一同歓迎いたします。
兵庫医科大学は1972年にできた医科大学で、創立50周年を迎えました。卒業生者数の合計は4839名で阪神間の医療ネットワークを形成しています。大阪と神戸の中間に位置し、大阪から阪神電車で20分の好立地にあります。全国的に有名な甲子園球場には、電車で二駅の距離にあります。
当教室は2002年7月に芳川浩男教授が着任し、始まった比較的新しい教室です。そして木村卓が2020年8月に主任教授に着任、2022年には医局開設20周年を迎えました。
当科で後期研修を開始した場合には、2年間は兵庫医科大学病院、1年間は連携病院で研修を行っていただきます。研修先としては近畿中央病院、JCHO大阪病院、東大阪医療センター、国立病院機構刀根山病院、協立脳神経外科病院などがあります。
当科の扱う疾患は、免疫性神経疾患(多発性硬化症、重症筋無力症、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー)、神経変性疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病など)、筋疾患(筋強直性ジストロフィーなど)など多岐に及びます。特に免疫性神経疾患については薬剤開発が進んでおり、様々な治験に取り組み、創薬への貢献を行っています。
研究面では筋強直性ジストロフィーの中枢神経症状の解明(患者剖検脳を使ったスプライシング異常の解析、シングルセルRNAseq解析)、MRIを用いた神経変性疾患の新規診断法の確立、モデル動物を使った軸索ジストロフィーの病態解明、重症筋無力症に関する多施設臨床研究などを行っています。
教育面では学生、研修医に複雑な神経疾患の診断、治療が適切に行えるように丁寧に指導しています。また、入局後、内科専門医・神経内科専門医取得、学位取得をスムーズに行えるように全力でサポートします。
小さな規模ですが、世界レベルの研究、臨床をモットーに頑張っています。阪神間に戻ってきたい先生は年代を問わず受け入れております。興味のある先生は是非お問い合わせください。
医局連絡先:0798-45-6598
医局メール neuro@hyo-med.ac.jp
医局長 笠間周平 kasama-s@hyo-med.ac.jp
武庫川を挟んでの眺め。右手が2013年オープンの急性期総合医療センター。左手奥が2017年オープンの研究教育棟。その手前に新病院を建設中です(完成すると地上15階建て。2026年秋完成予定)。
全国的に有名な甲子園球場の近くです。
仕事帰りに観戦できます。