日本神経学会 residentホームページ

世界に打って出る佐賀大学脳神経内科

佐賀大学脳神経内科


集合写真

 佐賀大学脳神経内科は2023年に小池春樹教授を迎え、若い力に溢れた教室です。今年も新たに4名の初期研修を修了された先生方に仲間として加わっていただくことができました。「佐賀から世界へ」のマインドで優れた臨床・研究力を持つ医師の育成に自信があります。

【臨床】
 末梢神経障害、脳血管障害、神経難病、認知症を臨床の柱としています。末梢神経病理診断は全国の医療機関から年間100例を超える依頼をいただき、早期診断に貢献しています。脳血管障害は年間200例を超える脳梗塞・脳出血を診療しています。神経難病・認知症に関しては、正確な診断をして、一人一人の患者さんに最善の治療方針を立てることに努めています。

【研究】
 末梢神経研究では臨床・病理・電気生理検査を総合的に検討して病態を解明するだけでなく、新たな疾患概念の確立に貢献しています。脳卒中は診療録をデータベース化し、地域に根ざした前向きコホート研究によって佐賀ならではの成果発信に挑んでいます。その他にも認知症、頭痛、重症筋無力症、脳炎など幅広い研究を行い、留学生の受け入れや海外での若手医師の学会発表も積極的に行っています。

【教育体制】
 臨床は2チーム制で、指導医・中堅・若手医師の屋根瓦式の切れ目のない指導体制です。腰椎穿刺、頸動脈エコー、神経伝導検査・筋電図、rt-PAなど習得すべき手技とその時期を設定しており、先輩医師が責任を持って指導しています。

【脳神経内科医を目指す方へ】
 佐賀にいながらでも世界の人々に「佐賀大学脳神経内科ここにあり」と知らしめることは十分可能です。佐賀で、世界とつながった仕事を一緒にしましょう。

佐賀大学脳神経内科HP https://www.hospital.med.saga-u.ac.jp/neurologygroup/
連絡先 saganeuro@ml.cc.saga-u.ac.jp