岩手医科大学脳神経内科・老年科でcommon neurological diseaseを極めよう
岩手医科大学は1897年(明治30年)に開院した私立岩手病院と併設の医学講習所を起源とする歴史ある医療系総合大学です。当教室は1982年(昭和57)年に東儀英夫初代教授により開設され、2003年には寺山靖夫第二代教授が就任しました。2019年より前田哲也第三代教授が就任し、同年9月には附属病院が盛岡市内丸から紫波郡矢巾町に移転し新たな時代が始まりました。岩手県は健康寿命が男女とも都道府県中最下位となるなど、脳神経内科医による神経疾患診療ニーズが極めて大きい地域です。
超高齢社会では、脳卒中、認知症、パーキンソン病等に精通した脳神経内科医が一層求められています。一方で若年世代においては頭痛や神経免疫疾患に対する大きな医療ニーズが存在します。当教室は開設当初より一貫してこれらcommon neurological diseaseに取り組んで参りました。 Evidenceに基づいた標準的医療の提供はもとより、歴史ある岩手神経学だからこそできる『知恵』の継承、すなわちExperienceに基づく奥行きのある診療も私たちの自負するところです。
研究面では、「すべての科学的研究はベッドサイドから」の信念のもと多くの研究を発信しています。診療面同様に、脳卒中、パーキンソン病、認知症、免疫疾患、頭痛に分かれていますが、グループ横断的な臨床研究も行っております。
また教育面では、日常診療を通じての神経学教育はもちろんのこと、多職種によるチーム医療の実践、研究の遂行と学会発表等に真摯に取り組むことができる脳神経内科医を育てていきます。
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